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カントリーミュージックを聴こう

2009.2.18更新

こんにちは。

先日、事務所スタッフの方から
「当社でこのCDを販売したいから、WEBにUPしてほしい」
と言われ、渡されたのがKEIKO WAKER(ケイコウォーカー)さんのデビューアルバムでした。

正直申し上げますと生まれてからのこの道、「カントリーミュージック」というものを全く通らずに生きてしまいましたので、
洋邦関わらずカントリーミュージシャンの名前も知ることもなく、このジャンル特有の楽器さえ、(バンジョーぐらいは聞いたことがあるかな)ましてや音楽の歴史すら知る事もありませんでした。

これを機にちょっとwikipediaを拝見し、ざっくりと拝借。

「アメリカ合衆国南部で発祥した霊歌・賛美歌の影響を受けて1930年くらいに成立した音楽。普通のロックバンド編成を同様でg/b/dr/keyが中心で、そこにフィドル/バンジョー/スティールギターなどを、必ずではないが使用する。
元々が開拓民の民謡から誕生しているため、自分の家族や故郷の州や町、また田舎の素朴さ・暖かさ・荒々しさなどを愛し、
カウボーイやレッドネックといった自分の田舎くさいキャラクターを誇りとしそれを主張する内容の歌詞が多く、その裏には東部や都会に対する反抗意識や反発も表現される・・・・etc」

フムフム・・・なるほど。

驚いたのがひとつ、カントリーダンスの主なものに「ラインダンス」とありました。
え~!あれって元はカントリーなんだ・・・

これを読むと、広大な畑の夕暮れに麦わら帽子と桑を持ち、沈む夕陽を眺めている誰かの後ろ姿の映像が誰に教えたれたでもなく出てくるのは、アナガチ間違ってはいなかったんだろう・・と思います。

ですが、渡された「ケイコ・ウォーカーさん」のCDを聴いてみると、こんな豆にもならない知識などどーでもよくなりました。

ハーモニカやスティールギターなど使ったやさしいサウンドですが、まず何と言ってもケイコさんの声には惹かれました。

全カバー曲で、英語歌詞のまま歌われていますが、発音のせいか、日本の方が歌っているとは思えない程、オリジナルかのように自分のものにされている。

遠い外国で生まれた音楽が、本当は日本のものだったのか?と勘違いしてしまうくらいカントリーミュージックをそのまま日本風にするのではなく再現しているような感じです。

ビートルズの「Let it be」など、耳馴染みある曲も収録されているから、ホント、私のようなカントリーミュージック初心者にはとてもやさしい1枚です。
あっという間に全曲聴いてしまいました。自然に空間に溶け込んでいるみたいです。

1993年の作品ですが、ケイコさんは音楽活動を続けてらっしゃるようですから
ライブにも足を運びたいと思います。

宜しかったら是非、聴いてみて下さい。

Red Is The Rose/ KEIKO WALKER
1993/10/28
SPUR RECORD ¥2800
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